大人ときどき子ども気分 ふらり岡崎日和
チャプター09

リゾート風
テラスで楽しむ
本格BBQ!

前回までのおさらい
くらがり渓谷を後にした3人は、看板をきっかけに「ぬかた体験村」へ。プリン作りに取り組んだ後はバーベキュータイム。さっそく体験工房からテラスへ移動します。

かなみ : うわ〜素敵な場所!

▲ 工房の隣には、開放的でリゾート風のテラスがありました。

テーブルには地元産のお肉とお野菜、そしてまるごと一羽の岡崎おうはんがありました。某フライドチキンのお店で換算すると6~7個のボリュームでしょうか。スタッフさん曰く、「自由に切って、自由に味つけして、自由に食べる」のが醍醐味なんだそう!

▲ 豪華な食材を前に、焼く前から興奮が止まりません!

さっそく調理を始める3人。ある者は鳥を解体し、ある者はオリジナルの串をつくり、ある者は本格的なバーベキューコンロでじっくり焼きます。

あゆみがじっくりと焼き上げている中、少し目を離した隙に…

▲ 待ちきれないかなみがつまみ食い〜
▲ でもみんなで食べればセーフです。

焼きたてのお肉は、塩胡椒が効いていてとってもおいしい!カフェ柚子木特製の柚子胡椒で味変もできます。

あゆみ : 風味豊かで、ピリッと辛いのがクセになりそう!

お肉と野菜を味わっていると、お店のかたからある提案が。

店主 : シメのご飯、もう作り始めるよ!

もうひとつのメインディッシュ、それが「額田竹取あゆめし物語」。これは竹筒にお米と額田の名水こと「神水(かんずい)」、あゆの干物を入れて、バーベキューコンロで炊きあげるオリジナルご飯です。(要予約)

▲ あゆめしの準備ができたら、串でカンパイ!
▲ みんなの笑顔が、味を物語っています。

あゆめしの様子も忘れずにチェック。竹筒の穴から蒸気がでなくなってから数分蒸らすことで、ちょうどいい固さのお米が炊けるんだそう。

▲ ちょうどいい具合に炊けてたので…
▲ ナタで竹を割ります!

そのえ : えっ、めっちゃワイルド!!

▲ 上手に炊けました〜

あゆの塩味と昆布だしが効いていてシメにぴったり!炊飯器じゃなくてもこんなにおいしく炊けることに驚きです!

かなみ : 竹で炊けるなんて…サバイバルでも使えそうだね!

あゆみ : …そんな機会ないでしょうに。

時間を忘れて楽しむ3人のところに、プリンが焼けたとの知らせが届きました。残念ながら、少し焼きすぎてしまったみたいです。プリンの焼き加減はとても繊細。屋外のオーブンで焼くため、暑さの影響を受けてしまったとのこと。でも味は問題ありません!3人は仕上げのカラメルを作るために、砂糖と水を沸騰させます。徐々に透明から黄色に変わり、やがてカラメル色へ。

▲熱しすぎるとアメみたいに固くなるので注意。
▲カラメルをかけたら手づくりプリンの完成です!

焼きたてのプリンに、できたてのカラメルソース。温かいプリンを食べるなんて、中々ない機会です。なんだか茶碗蒸しのような見た目ですが、ひと口食べるとちゃんとプリン!アーモンドミルクの風味や濃厚な卵の味が口いっぱいに広がります。冷やすともっとおいしくなるとのことで、お持ち帰りする人も多いとか。

▲ カラメルは固まっちゃって、この後ずっと口の中に残ってました。

おいしいご飯とプリンに満足する3人。しかしひとつだけやり残したことが…。それがバーベキューで食べてからすっかりハマってしまった「柚子胡椒」。どうしても気になる3人は、最後に柚子胡椒を作ることにします。