思いがけない
出会いを、
シェア
サイクルで。

前回のおでかけから岡崎にハマっている4人。どうやら新しく気になるお店を見つけたようで、再び岡崎へ。今日はシェアサイクル「ハローサイクリング」に乗って、岡崎市内を巡るみたいです。市内の駐輪場で自由に乗り降りできるシェアサイクルは、ちょっとした移動にぴったりです。

みさき ： 電動アシスト自転車ってこんなに軽く漕げるんだ…！

今日の目的地は本町通りにあるインテリアショップ「GOMANGOKU」。お店へと続く通りには、大勢の人々が行き交っていて、懐かしい雰囲気のお店が並んでいます。その道中で、4人は何かを見つけたようです。

みさき ： あっちに人だかりができてるよ。

わかな ： 何があるんだろう？ちょっと行ってみようよ！

人だかりができていたのは、老舗和菓子屋「和泉屋」さん。土日には開店前から並ぶ人がいる人気店で、みたらしだんごは老若男女から愛される看板メニュー。季節限定の和菓子が充実していて、秋は和栗を使ったシュークリームが食べられます。食べ歩きで立ち寄ったり、店内でゆっくりおでんを食べたり、様々な楽しみ方ができそうです。

▲ 人気のみたらしだんごは、一度に80本も買う人がいるとか。

みさき ： このみたらし、すっごく柔らかい！

わかな ： サインがこんなにたくさん！さすが人気店だ。

「より良い素材で、よりおいしく、より安く」そんな想いで作られる和菓子は、一度味わえばやみつきになってしまう味。市外・県外から訪れる人がいるのも納得です。気さくなお母さんとのおしゃべりも名物のひとつ。

思いがけず和菓子を堪能した後は、再び自転車へ。少し走ったところで、またもや和菓子屋を発見したようです。近くに2店舗もあるなんて、岡崎は和菓子の町なのかもしれません。せっかく通りかかったので、4人はちょっと早めにお土産を買うことに。

そのえ ： コレ、おみやげにしようかな。

みさき ： 味見しといたほうがいいんじゃない？

わかな ： それ食べたいだけじゃん…笑

地元素材を使ったお菓子や季節の和スイーツが揃う旭軒元直さん。たくさんのメニューに迷う4人を見て、お母さんがおすすめを教えてくれました。みさきとりかは看板商品の「八丁みそまんじゅう」を、そのえとわかなは人気の「開運貫木パイ」をいただくことにしたようです。

お土産も買えたところで、再びGOMANGOKUを目指すことに。しばらく走っていると、またまた何かを見つけたようです。いっぱい寄り道したくなるのも、岡崎の魅力と言えそうです。

4人が見つけたのは、アウトドアブランドのSnow Peakが運営する「Camping Office osoto」。大きなテントや一面の芝生があるここは、なんとレンタルスペースなんだそう。でも気になったのは、それだけではないようです。日曜日にだけオフィスの一角で出会える「8830MISO」では、おしゃれなコーヒースタンドのようにミソスープが味わえます。老舗のカクキューやまるやの八丁味噌を使ったミソスープの飲み比べを、体験してみることに。

▲ オーナーの天野さんが淹れてくれるミソスープは、香りも味も絶品です。

みさき ： すごくいい香りがする！

ミソスープを淹れる間、オーナーの天野さんがマメ知識ならぬミソ知識を教えてくれます。8830MISOの由来は、米（八十八）と味噌（三十）や母（八八）の味噌（三十）であること。まろやかな味わいのまるやは初心者に人気で、渋みや酸味があるカクキューはツウな人向けであること。大豆と塩で作られる八丁味噌は代謝を上げるのでダイエット効果があるなど、タメになるお話のオンパレードです。

▲ 毎朝八丁味噌のミソスープを飲んだ結果、1ヶ月で7キロも痩せた人がいるとか。 ▲ ミソスープで乾杯！レアな体験です。

りか ： まるやとカクキューでこんなに味が違うんだ。

みさき ： ミソスープの飲み比べって、初めてかも！

おいしい和菓子とミソスープに夢中になって、本来の目的を忘れかけていた4人。気を取り直して、今度こそGOMANGOKUへ。懐かしさと新しさが息づく町を眺めながら走ること約5分。ようやくGOMANGOKUに到着です！