大人ときどき子ども気分 ふらり岡崎日和
チャプター08

たのしい!
おいしい!
手づくりグルメ。

前回までのおさらい
くらがり渓谷でハイキングやマス釣りを楽しんだ3人。見事にマスを釣りあげた3人は、休憩も兼ねてくらがり山荘へ戻ることにしました。

山荘の奥では、川を見ながらマスを焼くことができます。釣ったばかりのマスを捌いて、串に刺して炭火で焼く。すると、いつもより美味しそうに見えるから不思議です。

▲ 新鮮なサカナを串で焼く。これぞアウトドアです。

かなみ : 串に刺して焼くなんて、キャンプ気分だね!

▲ 思わず笑みがこぼれるおいしさです。

くらがり渓谷では、マスだけでなく五平餅も有名です。なんでも今はなき「くらがり五平」というお店が発祥なんだそう。マスの塩気のせいか、お米が欲しくなった3人は五平餅もいただくことにします。

▲ 食べたことはあっても、焼くのは初めてかも。

焼き加減は教えてもらえるので安心。両面に焼き色がつけば食べごろです。仕上げのタレは二度づけ厳禁なので、一度で全体につけるのを忘れずに。

▲ 傾けて根元までしっかりとつけるのがポイント。

あゆみ : もっちもちで意外とボリューミーだね

かなみ : いや、あと5本はいけるよ!

そのえ : どんだけ〜

くらがり山荘

住所:
愛知県岡崎市石原町字牧原日影2-2
電話:
0564-83-2059
時間:
9時~17時
定休日:
年末年始(12/28~1/4)

塩焼きと五平餅に満足した3人は麓へ戻ることに。入口まで戻ると、朝は開いていなかったお店を発見!少し中を覗いてみます。

▲ オカザえもんさいダーで乾いたのどを潤します。

1Fにあるのは、ドリンク&フードや雑貨を販売するYOROZUYA。ナチュラルテイストの店内には、岡崎の名産品やフルーツ、そして地元の木材を使った雑貨などが幅広く揃っています。また2Fには、豚丼をひつまぶし風にいただける「とんがり」というお店もあります。

あゆみ : 豚丼のひつまぶし…、今度はお腹をすかせて来ようっと。

YOROZUYA

住所:
岡崎市石原町字牧原日影1-1
電話:
0564-83-2230
時間:
10時~17時
定休日:
水曜日

アウトドアを存分に楽しんだ3人は、ここでくらがり渓谷を後にします。

かなみ : 次はどこ行こうかな〜

そのえ : あ、あれなんだろう?体験だって!ちょっと気にならない?

そのえが見つけたのは「ぬかた体験村」の看板。道なりに進んだ先には、ログハウス風のカフェがありました。

あゆみ : 石窯と薪があるなんて本格的だね。

カフェ柚子木は、自家製柚子を使ったドリンクやスイーツを味わえるカフェ。開放的な店内では、静かなひとときを過ごせます。隣のぬかた体験村では、プリン作りや柚子こしょう作りなどの様々な体験ができるみたい。まず3人は、プリン作りを体験することに。

▲ 簡単なレクチャーを受けたら、早速スタートです。

プリン作りのスタートは卵の収穫から。まず岡崎独自の品種「岡崎おうはん」が約50羽もいる小屋へ向かいます。産みたての卵は、まだ温かくてとっても大きい!流通している卵とは違って、まばらな大きさだったり、黄身が2つあったりするそうです。

▲卵を取りに来たはずが、ニワトリたちを手懐けるそのえ。

卵を収穫したら調理スタート!まず始めに卵を水洗いして泥や羽を落とします。

▲ 羽が取れるまでしっかりと洗い流します。

割った卵に黒糖のような香りの本和香糖(ほんわかとう)を入れてかき混ぜます。その後、人肌に温めたアーモンドミルクを加えます。

そのえ : すでにいい香りがする。

▲ 竹筒のプリン…、小さくてかわいい。

混ぜる際のポイントは、フォークを使って白身を切るように混ぜること。さらになめらかな食感にするために裏ごししたら、竹筒に注いで約160℃に熱したオーブンへセットします。

▲ しばらくの間、かわいいプリンともお別れです…

かなみ : そしてこちらがあらかじめ焼いたもの…

となるはずもないので、3人は焼けるまでバーベキューランチをいただくことにします。