大人ときどき子ども気分 ふらり岡崎日和
チャプター07

行楽の秋は、
岡崎アウトドア
旅へGO!

行楽の秋。せっかくのおでかけシーズンをもっと充実させたい!そんな思惑が一致した3人は、岡崎へドライブに出かけることにします。最初の目的地は、岡崎東ICから15分ほどの場所にあるくらがり渓谷。天然の岩や美しい木々が並ぶこの渓谷は、マス釣りやバーベキューが楽しめるとあって多くのファミリーが訪れています。

あゆみ : こんな山奥も岡崎市なんだね。

rplSPImg
rplSPImg
▲ まずは入り口で記念撮影。

かなみ : ねぇ!マス釣りは絶対しようね!

▲ 子どもみたいに大はしゃぎするかなみ。

かなみの提案をうけて、マス釣りをすることにした3人は、看板で釣り場をチェックします。すると、なんと釣り場はここから800mも先にあることが明らかに。

かなみ : うわ〜山道を800mも歩くの?

意外な距離に驚く3人でしたが、案内所のかたに「景色を見ながら歩けばあっという間よ」と勇気づけられ、いざプチハイキングへ出発します。

▲ 木漏れ日を浴びながら歩くなんて、いつぶりでしょうか。

そのえ : 1ヶ月後には綺麗に紅葉するんだろうな。

くらがり渓谷の醍醐味は、マス釣りやバーベキューだけではありません。多彩な植物が生息しているため、四季を通じて様々な花を観賞できるほか、標高ごとに紅葉するタイミングが異なるので、長期にわたって紅葉を楽しめます。11月下旬から12月上旬には「くらがり渓谷紅葉まつり」も開催され、多くの人が紅葉狩りに訪れるそうです。

あゆみ : 紅葉はまた今度にお預けだね。

▲ 澄み切った空気と清々しい景色に思わず背筋が伸びます。

いい気分で山道を歩いていると、ある看板を見つけました。

そのえ : くらがり八景「猿飛の岩」だって!

▲ なにやら俳句のような言葉も書いてあります。

くらがり八景とは、くらがり渓谷が誇る8つの名勝のこと。豊かな自然と悠久の時間が作りあげた景色を見ることができます。

かなみ : 猿飛の岩ってことは、サルが飛び移るスポットだったのかな?

かなみの予想通り、この岩には大蛇に追われたサルが岩の上から川の対岸まで飛んだという伝承があるそうです。

あゆみ : いくら何でも飛びすぎじゃない?

渓谷ならではの景色を見たり、おしゃべりしながら歩くこと約15分。目的地の「くらがり山荘」が見えてきました。

かなみ : 麓で言われた通り、意外とすぐ着いたね!

▲ 山小屋ってなんだかワクワクします。

くらがり山荘はマス釣りや軽食を楽しめる施設。釣り方には渓流釣り、釣り堀、つかみ取りの3種類があり、釣り竿選びや釣りのコツなども丁寧に教えてくれるので初心者でも安心です。準備ができたら、釣り竿とバケツを持って釣り場へGO。

▲ 着くやいなや釣り竿選びに夢中な3人。

スタッフさん曰く、マス釣りのコツは3つ。
其の壱. 放流してから30分が勝負!
其の弐. 賢いマスは音に敏感。川辺ではおしゃべり厳禁です!
其の参. アタリを見逃さないように釣り糸はたるませないこと!

かなみ : マスとヒトの真剣勝負だね…!

コツを教わったら釣り場となる岩の上へ向かいます。足元が滑りやすいので移動するときは要注意!板の橋を渡ったり、ガーランドがあるせいか、少しアスレチック気分を味わえます。

スタッフさんのアドバイスを踏まえて、岩の上や水辺に完璧なフォーメーションを組む3人。息ぴったりです。

▲ さぁマス釣りのスタートです!

エサのいくらを針につけて、真剣にマスと向き合うこと数分…、最初のアタリは、あゆみの竿に来ました!糸をたるませないように気をつけて、マスを岸へ引き寄せます。

そのえ : 慎重に!落ち着いてゆっくりゆっくり〜!

▲ ヤッタ〜!記念すべきマス第一号、獲ったど〜!

見事マスを釣り上げたあゆみ。その表情は釣る前とは、少し違って見えます。マスのような川魚は身体がヌメヌメするので、注意して針を取り外します。釣ったマスは塩焼きにして食べられるとのことなので、釣りを満喫した3人はくらがり山荘へ戻ることにします。

くらがり渓谷

住所:
愛知県岡崎市石原町字牧原日影2-2
電話:
くらがりキャンプセンター 0564-83-2057
くらがり山荘 0564-83-2059
時間:
マス釣り受付時間 9時~15時
営業時間 9時~17時

※季節により実施していない場合もあります。
詳しくはお問い合わせください。

定休日:
年末年始(12/28~1/4)