「写真でまちをもっと知ろう!岡崎カメラがっこう ローカルフォトツアー」を開催しました!

公開日:2020.01.08     まなぶ
2019年11月16日(土)、12月1日(日)に開催した「岡崎カメラがっこう ローカルフォトツアー」。
昨年度に続き、第2期となる今年度は岡崎の「まち」と「さと」、それぞれの暮らしの魅力発見・発信をテーマに行いました。

岡崎カメラがっこうとは?

単にカメラの技術をあげるだけではなく、カメラを片手に歩きながら、人と出会い、写真を通して人と人とが繋がることでまちの魅力を発見し、発信する力を身につけていく。
そんな学びの機会が「岡崎カメラがっこう」です。
岡崎市内外から「岡崎の魅力を知りたいかた」や「写真による情報発信のスキルをあげたいかた」がたくさんあつまりました。

岡崎カメラがっこうのせんせい

岡崎カメラがっこうのせんせいは、三村ひかりさん、MOTOKOさんのお二人。

ひかりさんは、岡崎市出身で、現在は瀬戸内海の小豆島で7人の女性のカメラプロジェクト「小豆島カメラ」で、日々の暮らしを写真に撮って発信しています。

MOTOKOさんはファッション・広告・音楽媒体など幅広いジャンルで活躍する写真家で、「小豆島カメラ」を立ち上げたかたでもあります。近年は「ローカルフォト」という地域の魅力を発信するプロジェクトを行っています。

参加者の皆さんはこの2日間で、お二人から「写真を通じて地域の魅力を発信する」ことについて学びました。

まち編

まち編は2019/11/16(土)、wagamama house(岡崎市八幡町)で開催。
二七市(ふないち) 通りにある昔の家具屋をリノベーションした素敵なカフェ&お総菜屋さんです。

午前中は講師の三村ひかりさん、MOTOKOさんから写真を通じて地域の魅力を発信する「ローカルフォト」についてお話しいただきました。「カメラを持ってまちを歩き、人に出会い、話を聞く。そのまちならではの人や風景を写すことで興味を持ったことや会いたい人がどんどん増えていく。」そうやって写真を通じてまちを元気にすることがローカルフォトの狙いとのことです。
午後からは、カメラを持って参加者みんなで岡崎のまちに繰り出し、「愛知屋仏壇本舗」さんや、「松應寺」のご住職、ケーキ屋「パスレル」さんからお話を伺い、写真を撮影。その後、wagamama houseに戻り、写真の講評を行いました。

受講者の皆さんからは「新たに自分の住む岡崎のいいところをたくさん発見できた」「新鮮な気持ちで岡崎の魅力を知ることができた」などの感想をいただきました。

普段は接する機会のない、職人さんやご住職から岡崎の歴史・文化・暮らしを学び、たくさんの笑顔に触れながら撮影することで、岡崎の魅力を再発見した「まち編」となりました。

参加者の作品(まち編)

さと編

さと編は2019/12/1(日)、駒立町にあるぶどう農園のマルタ園さんで開催。
夏から秋を中心にぶどう狩りやレジャーを楽しめる農園で、冬にはサツマイモや自然薯など作物を栽培されています。

マルタ園の皆さんと農園の食材を使って昼食を作りながら、その様子を参加者同士お互いに撮影。「自然薯」や「むかご」といった「さと」ならではの食材を使った豚汁、とろろご飯、むかごの天ぷら等を、青空の下で、楽しくいただきました。普段はなかなかできない体験に笑顔があふれ、参加者同士はもちろんマルタ園の皆さんとも打ち解けていきます。
昼食後は、農家さんの冬の暮らしを取材。さつまいもの出荷作業やセンリョウ(縁起物として正月飾りなどに使用される赤い実のなる植物)の収穫、ぶどうの剪定作業の様子をお話を聞きながら撮影しました。
農家さんはおいしい作物ができるよう、冬の間も大忙しなんですね。
また、マルタ園のお父さんとお母さんの人柄がとても素敵で参加者からも大人気に。作品を見ていただくとその雰囲気が伝わるかと思います。
参加者の皆さんからは「農家のお父さんお母さんを通して人のあたたかさを改めて学びました。」「食べ物の恵みやありがたみを感じることができました。」といったお声をいただきました。

参加者の作品(さと編)

参加者の作品はそれぞれの視点で魅力が切り取られていて、岡崎ってこんなに魅力があるんだと気づかされます。
この記事を読んでくださった皆さんも、カメラを持ってまちへ出かけてみませんか?