岡崎市とモンゴル国がアーチェリーで交流中!

岡崎市とモンゴル国がアーチェリーで交流中!

平成31年2月21日(木)から、モンゴル国のアーチェリーナショナルチームが、2020年東京五輪に向けた事前キャンプを岡崎市で行っています!

その一環として、2月23日(土)に市立の中学校としては全国でも珍しくアーチェリー部がある、岡崎市立東海中学校の生徒たちと交流しました。
また、岡崎市に滞在中、愛知産業大学アーチェリー部の皆さんと一緒に練習を行いました。

愛知産業大学とモンゴルナショナルチームでエキシビジョンマッチを開催!

モンゴルアーチェリーナショナルチームの皆さんが岡崎市に来てから約2週間が過ぎました。
今回のキャンプの集大成として、普段一緒に練習をしている、愛知産業大学アーチェリー部とエキシビジョンマッチを行いました!

白熱した試合の連続!

  • ビシンデー・ウラントンガラグ選手

    ビシンデー・ウラントンガラグ選手

  • バター・プレブスレン選手

    バター・プレブスレン選手

エキシビジョンマッチは3月5~7日に開催しました。
そのうちの6日の内容をちょっぴりご紹介!
最近は春めかしてきて、とても過ごしやすい陽気。少し雨が心配でしたが、幸いなことに試合中は天気が持ってくれました♪

前半戦は割愛し、3位決定戦から。
登場した選手は、バター・プレブスレン選手とビシンデー・ウラントンガラグ選手。
二人とも気合十分な表情。

見事な技術で的を射抜く姿に、愛知産業大学の学生たちからも歓声が!
その立ち姿に、私も思わず見惚れてしまいました。

この勝負を制したのは、ビシンデー・ウラントンガラグ選手。
熟練の技が光りましたね。

ついにチャンピオンが決定!

  • バータルフヤグ・オトゴンボルド選手

    バータルフヤグ・オトゴンボルド選手

  • 本田さん

    本田さん

三位決定戦が終わり、ついに決勝戦がスタート!

決勝にコマを進めたのは、バータルフヤグ・オトゴンボルド選手と愛知産業大学の本田さん。
オトゴンボルド選手はもちろん、ここまで勝ち上がってきた本田さんの実力にも注目です♪

みんなが見守る中、オトゴンボルド選手は10点を連発。対する本田さんも食い下がります!!
オトゴンボルド選手が10点を射抜くたびに、モンゴルナショナルチームのメンバーから「ヒーハー」と歓声が上がっていました、

そして、ついに決着の時が?!
白熱した試合の末、6対0でオトゴンボルド選手が勝利!
見事に栄冠をつかみ取りました。

戦いを終えた後は、記念撮影で締め!

激闘を終えた後は、お約束の記念撮影タイム。
みなさん、とってもいい表情をしていますよ!
オリンピックに出場する可能性が十分にあるみなさんの試合を観戦したことで、アーチェリーの楽しさの一端を垣間見ることができました。
モンゴルアーチェリーナショナルチーム並びに愛知産業大学アーリェリー部のみなさん、ありがとうございました!
オリンピックでの活躍を期待しています♪

モンゴル国の選手たちが東海中学校にやってきた!

当日、朝10時頃、モンゴル国の選手たちがバスで東海中学校にやってきました。
選手たちがバスから降りると、東海中学校の生徒たちが「Сайн байна уу!(モンゴル語でこんにちは)」とお出迎え。
選手たちも笑顔で手を振りそれに答えていました。

両者の挨拶が終わると、さっそくアーチェリー場へ。
選手の皆さんはとてもフレンドリーで、道すがら気さくに写真撮影に応じてくれました。

選手たちのアーチェリーの腕前に感動!

アーチェリー場に到着すると、まずは生徒たちが日ごろの練習の成果を披露。
中学校からアーチェリーを始めた子がほとんどですが、弓を引く姿はかなり様になっていましたよ。

続いて、選手たちがアーチェリーの腕前を披露。
モンゴル国で弓は、相撲、競馬と共にモンゴル国の伝統的な祭り”ナーダム”で競われる三種の競技の一つ。
その卓越した技量により、的の中心を次々と射貫く姿を見て、生徒たちからは「凄い…!!」と感嘆の声が上がっていました。
矢取りの時間では、その的を囲んでみんなで写真撮影も!

選手たちが生徒たちに直接指導!

そして、お待ちかねの選手たちが生徒たちに直接指導する時間がやってきました。
当初、言葉も通じないこともあり、少しギクシャクしているようにも見えましたが、次第に打ち解けていきました。
選手たちは「足の幅が広いから狭くしてね」や「右目で弓を見てね」など、身振り手振りを交えつつアドバイスを送り、生徒たちも懸命にそれに応えていました。
”スポーツは国境を越える”とはまさにこのことですね。

最後は笑顔で「Баяртай(さようなら)」

練習が終わるとみんなで記念撮影!
また、選手を代表してキャプテンのアルタンゲレル・エンフトヤ選手から生徒たちに激励のメッセージをいただきました。
「将来、東海中学校の生徒たちの中からオリンピックに出場する人が出てくれることを願っている。」という言葉が印象的でしたね。
最後に、選手たちから生徒たちにプレゼントもあり、アーチェリー場が暖かい笑顔で包まれました。

今回の交流をきっかけに、モンゴル国の選手たちや東海中学校出身でロンドン五輪銅メダリストの蟹江美貴さんのように、東海中学校の生徒たちが岡崎から世界に羽ばたいてくれることを期待しましょう!
選手の皆さん、東海中学校の皆さん、1日お疲れさまでした♪

【オススメ】人気のおかざき情報!