スリーハートエール×橘香恋 第3回 ラストはやっぱりスイーツ!あの人気店をご紹介

公開日:2020.10.08     たべる
みなさん、こんにちは。橘香恋です。
コロナ禍でも私たちにおいしいグルメを提供してくれる飲食店に、感謝とエールを届けるスリーハートエール第3回。
ついに最終回です!

今回は、食事の後に大満足すること間違いなしのスイーツのお店をご紹介します。
岡崎市民に昔から親しまれている甘味処「御菓子司(おかしつかさ)和泉屋」、自然の中でソーシャルディスタンスも確保できる「CAFE KURAGARI(カフェくらがり)」、フルーツサンドが大人気の「ダカフェ」を訪ねました。
外出自粛期間中は楽しみが減ってしまったかたも多かったと思いますが、おうち時間などの楽しみにと営業を続けてくれたお店です。

御菓子司(おかしつかさ)和泉屋

昭和7年創業。より良い食材を使って「よりおいしく、よりお値打ちに」という先代のモットーと味を守り続ける「和泉屋」さん。岡崎城の城下町、康生通りにある昔ながらの和菓子屋さんです。
老若男女に親しまれ、4世代に渡って親しむご家庭もあるそう。

店先のショーケースには定番のみたらしだんご、おはぎや赤飯、それから季節限定の商品が並んでいます。どれも人気で、次々と売れていきますが、職人さんが1日に何度も作るので、ショーケースの中はいつも充実しています。
こだわりは、春夏秋冬、一年を通して季節を感じられる和菓子を作ること。定番商品も絶品ですが、季節ごとに旬の味覚を使った商品も負けず劣らず美味しいのです。

イートインスペースはどこか昭和を感じさせる雰囲気で、和菓子はもちろん、なんと夏でもアツアツのおでんをいただくことができます。
今年のコロナ禍では、卒園式などたくさんの人が集まる行事が相次いで中止になり、そこに納める予定だった注文がキャンセルになるなど、和泉屋さんにも影響がありました。
緊急事態宣言が出てからは店頭販売のみにしたり、事前に電話注文を受け付けて、店頭で待たずに商品を渡せるようにしたり、これまで経験したことのない状況を試行錯誤で乗り越えてきました。
そんな中でも、お客さん同士で自発的に距離を取って並んでくれる姿やこんな状況でも和泉屋のおだんごが食べられてうれしいという言葉に励まされたと女将の奈倉さんが教えてくれました。
お店だけでなく、お客さんと一緒に困難な状況を乗り越えてようとしているんですね。

そんな苦境にもめげず、夏には今年初のメニューの「パイン大福」も誕生しました。
パイナップル特有のイガイガやピリピリが全くないハニーグローパインと、それに合う餡を選んで使ったジューシーな逸品です。
今年の販売は終わっていますが、秋には国産和栗を使った和栗deシューなど、毎年人気のメニューも販売しているのでご賞味ください!
今日は和泉屋さんの一押し「くずもちバー」をいただきます。アイスのようでアイスでない、凍ったくずもちのしゃりしゃり食感とそのあとに来るモチモチの食感。夏の新定番のお菓子です。
それだけでなく、生のフルーツをふんだんに使っているので、果実を感じられる自然な甘さがやみつきになります。今年の味は桃、抹茶、いちごみるく、レモンミルク、ブルーベリーヨーグルトの全部で5種類。

それでは、和泉屋さんのくずもちバーをいただきます!
「ひんやり、もちもち!甘くておいしい!新感覚の食感です。優しい甘さで皆さんにも全部の味をコンプリートしてほしいです。」
最後に女将の奈倉さんにエールと色紙をプレゼント。
「くずもちバーごちそうさまでした!実は、昔から和泉屋さんの大福が大好きなんです!久しぶりに来られてうれしかったです。また大福やおだんごも食べに来ますね。」

女将の奈倉さんから皆さんへ
「秋には、国産栗のメニューを販売します。疲れた時や少しストレスが溜まったなと思った時は和泉屋のお菓子を食べてくださいね。きっと幸せな気分になりますよ!」
◆店舗情報◆
御菓子司 和泉屋

〒444-0059 愛知県岡崎市康生通西2-6
9:30~18:00
水曜定休、第3火曜日もお休みです。
(お休みは変更となる場合があります)
電話 0564-23-3941

CAFE KURAGARI(カフェくらがり)

岡崎の市街地から車でおよそ40分。自然豊かな額田地区にあり、くらがり渓谷の入口に佇む「CAFE KURAGARI」さん。
周りは緑に囲まれ、お店のすぐ裏からは絶えず川のせせらぎが聞こえてきます。
心落ち着くおしゃれなインテリアで飾られた店内やさわやかな空気を感じられるテラスで、おいしい料理をいただけるということで人気のお店です。

自然に囲まれたロケーションも魅力ですが、料理にもこだわりが。ドレッシングからすべて手作りで、地元野菜を使った料理や、コーヒーもオリジナルブレンドを提供しています。

お店の人気はたくさんのメニューから選べる「ランチ」。地元の食材をふんだんに使った月替わりの「くらがりランチ」や味噌カツなどいろんなバリエーションが楽しめる「おかずランチ」とロコモコなどのカフェごはんが楽しめる「ごはんランチ」。どれも食材にこだわっているので、何を食べようか迷ってしまいそうです。
そんな「CAFE KURAGARI」さん。例年、ゴールデンウィークは多くのかたが訪れますが、今年はコロナ禍の影響でお客さんの数が激減したそう。外出自粛が続いた期間はお客さんがどれくらい来店するかが読めず、仕込みをしてもお客さんが来ないこともあって食品ロスを多く出してしまったそうです。
休業することも考えましたが、自然に囲まれた環境が求められていると感じ営業を続けました。

不安の中での営業でしたが、手書きのメッセージを添えた使い捨てマスクを配布して大変喜ばれたり、お客さんが来店してうれしそうに食事をする姿が見られ、営業を続けて良かったと、店長の岩月さんが話してくれました。
今日はCAFE KURAGARIさんのイチオシメニューのかき氷「HAKUイチゴ味」をいただきます。
ぬかたの恵み、超軟水「神水(かんずい)」で仕込んだかき氷で、練乳エスプーマやイチゴのソースも手作りというこだわりの逸品です。エスプーマとはスペイン語で「泡」という意味。練乳を泡立て、ムース状になったクリームがたっぷり乗っていて、その上に手作りのイチゴソースを食べる直前にかけていただきます。
CAFE KURAGARIさんは一昨年度から岡崎の避暑地、額田地区に夏季限定でスタートした「おかざきかき氷街道」の店舗のひとつ。今年は全8店舗が参加しましたが、どのお店でも額田に湧く「神水」で仕込んだかき氷が大人気でした(今年は9月末で終了しました)。

それでは、CAFE KURAGARIさんのかき氷「HAKUイチゴ味」をいただきます!
「ふわふわのエスプーマとかき氷のサクサク感、イチゴソースの中には果肉もたっぷり。口の中で一度に全部楽しめてすっごくおいしいです!」

かき氷は9月で終了しましたが、秋メニューもおすすめです。
10月は月替わりの「くらがりランチ」に「三河もち豚と蒸し秋野菜のセット」が登場します。地元産の秋野菜を三河もち豚のバラ肉で巻いた、蒸し野菜の肉巻きがメインのセット。すりおろした梨を加え、バターを効かせたきのこのバルサミコソースをかけていただきます。
さわやかな自然の中で、秋の味覚を楽しむのも粋ですね。
最後に店長岩月さんにエールと色紙をプレゼント。
「この夏イチオシのかき氷を食べられてうれしかったです。今年はかき氷の販売は終わってしまったけど、来年の夏も食べに来たいです!」

店長の岩月さんから皆さんに
「まだまだ、不安な状況が続きますが、自然を感じられるテラス席で食事を楽しんでください!こだわり料理を準備して、お待ちしています。」
◆店舗情報◆
CAFE KURAGARI(カフェくらがり)

〒444-3601 愛知県岡崎市石原町牧原日影3
日曜日から木曜日 10:00~17:00(ランチタイム 11:00~14:00)
金曜日、土曜日定休
電話 0564-83-2232

ダカフェ

岡崎の西端。田園地帯の真ん中に2019年にオープンした「ダカフェ」さん。創業約50年のまちの八百屋「ダイワスーパー」が手掛ける人気のカフェです。
人気メニューは何といっても旬の果物を贅沢に使ったフルーツサンド。同じ果物でも生産者によって味が変わるので、”その日一番おいしいフルーツ”を市場で厳選して仕入れています。

お店のこだわりは商品以外にも。
それは、またスタッフに会いたいと思ってもらえるような接客をすること。ダカフェには接客のマニュアルはなく、スタッフの個性を大切にしているそうです。
その代わり、スタッフには「お客さんをお客さんと思うのではなく、自分の大切な人と思うように」と伝えているそう。スタッフが、自らお客さんに喜んでもらうためにはどうすれば良いか考えて行動するスタイルを貫いています。
そんなダカフェさんですが、外出自粛期間はイートインを中止し(店内への立ち入りもできないようにしました)、テイクアウト商品のみに絞り、店頭でお会計と商品の受け渡しをしていました。
夏用にテラス席を設置していたので、店頭で商品を買って、持ち帰っておうちで食べるかたやテラス席で食べるかたどちらもいたそうです。

「イートイン商品のパフェが食べられなくて残念がるお客さんもいましたが、その分テイクアウトできる商品はとにかくたくさん作りましたね。フルーツサンドとか。どうしても、フルーツサンドが食べたいというかたや、こんな状況でも食べられてうれしいとおっしゃるかたもいらっしゃいました。先行きがわからない中でも、ダカフェが皆さんにほっとできるひと時を提供できていたらうれしいです。」と店長の原田さんは振り返ります。

それに、なかなか出かけられず、友達や家族にも会えない状況が続きましたが、ダカフェの元気なスタッフに接客してもらうと、こちらまで元気になりそうですね。
今日は「ダカフェ」さんのイチオシメニュー「ハニーグローパインのフルーツサンド」をいただきます。
その日店頭に並んでいる商品が本日のおすすめという、ダカフェさんが選んでくれたハニーグローパイン。とにかく甘味が強いパイナップルです。夏はほかにもメロン、宮崎マンゴー、桃がおすすめだそう。
パンの中にはきめ細かいクリームと驚くほど肉厚のパインがサンドされています。

それでは、「ハニーグローパインのフルーツサンド」をいただきます!
「パインが甘い!永遠に食べていられる気がします!一口食べれば、パインの果汁が口いっぱいに広がります。」
最後に店長の原田さんにエールと色紙をプレゼント。
「こんなジューシーなパインは初めて食べました!ダカフェさんのポロシャツにプリントされている『3』『5』『8』は、日本の歴史にまつわるラッキーナンバーだと言われているというお話しも面白かったです。」

店長の原田さんから皆さんへ
「皆さん、ぜひダカフェにお越しください。皆さんが驚くようなおいしいスイーツを準備してお待ちしています。それから僕にも会いに来てください!」
◆店舗情報◆
ダカフェ

〒444-0242 愛知県岡崎市中之郷字若円54
火曜日から日曜日 10:00~22:00
月曜日定休(月曜日が祝日の場合は営業、祝日が明けた翌日がお休みになります)
電話 090-8075-7579
COLUMN
おかざきめし

おかざきめし

今回ご紹介した和泉屋さんの「くずもちバー」、CAFE KURAGARIさんの「かき氷HAKU」、ダカフェさんの「フルーツサンド」は、岡崎を代表するグルメ「おかざきめし」に認定されている岡崎のソウルフードです。 「おかざきめし」は全部で14メニュー!岡崎市内で広く愛され、自信をもっておすすめできるメニューの数々です。

橘香恋が感謝とエールをお届けしました

生まれも、育ちも岡崎市。現在は地元を離れ、タレントとして活動中。
昨年度はエヴァンゲリオンレーシング所属のレースクイーンとして活動し、日本レースクイーン大賞2019では新人部門で準グランプリを獲得するなど人気急上昇中です。現在はテレビ、CM、雑誌などに出演し、活躍の場を広げています。
その華奢な外見からは想像できませんが、自身のツイッターでは飯テロと称し、豪快な食べっぷりを披露しています。

「やっぱりスイーツは別腹でした!今回伺った和泉屋さんは昔から好きで久しぶりに来られてうれしかったし、CAFE KURAGARIさんはとってもおしゃれでまた来たいと思いました。ダカフェさんのフルーツサンドの絶品さには驚かされたし、他のお店とは一味違った接客のこだわりも面白かったです。昔ながらのお店の良さも、新しい店からもらえる元気もどちらも大切だなと感じました!

このスリーハートエールで7店舗のお店を訪ねて、お店のこだわりやコロナ禍でのことをお聞きしました。どのお店にも独自のこだわりがあって、何より、提供する料理に対する自信とお客さんやスタッフへの思いやりはどのお店も比べようがないくらい大切にしているんだなと感じました。
やっぱり岡崎はあたたかいまちだと改めて感じることができたし、こんなにおいしいものがたくさんあると新発見できました。
ぜひ、皆さんも紹介したお店に足を運んでみてくださいね!」

*橘香恋さんインタビュー記事
https://citypromotion.okazaki-kanko.jp/report/heart-story-13
*橘香恋さん所属事務所ヴィクトリーロード公式サイト
http://victory-road-tokyo.com/karen_tachibana.html
*橘香恋さん公式ツイッター(豪快な食べっぷりはこちらでもチェックを!!)
https://twitter.com/karen_du_ub
*橘香恋さん公式インスタグラム(飯テロ以外も!橘さんの魅力が詰まってます)
https://www.instagram.com/karen_du_ub/