磯貝さんにとって、岡崎という街はどんな場所ですか?と聞いてみました。
「岡崎は、自分のルーツであると同時に、開拓すべき新天地、フロンティアでもあります。青春時代を金沢で過ごしたので、こちらに戻ってからは、新しい視点で街を見ています。岡崎を変えていきたいという気持ちも強いです」
石都・岡崎を盛り上げるべく、磯貝さんたち石工団地組合では、毎年「団吉くんまつり」を開催しています。子どもから大人まで楽しめるゲームやイベントがいっぱいのおまつりです。
「だんだん認知度が上がってきて、多くのかたにご来場いただくようになりました。まずは、石都・岡崎の魅力を知ってもらう、楽しんでもらうことが大切だと思っています。質がよい御影石(みかげいし)が採れるこの土地のこと、日本トップクラスの技術を持った石屋がひしめく石工団地のことを、もっと多くの人に広めていきたいですね」