岡崎の自然と、あたたかい街の中でのびのびと育った植田さん。ローズウィンドウに出会ったのは、結婚、出産を経験し、だいぶ経った頃でした。お子さんが通う小学校で行われた工芸教室に参加したのが、そのきっかけだったそうです。繊細で美しい柄と、光に透かしたときの優しい光に魅了され、それからは『光のアートOnde~オンド』代表の内水茜さんに師事し、毎日のように作品作りに取り組んだといいます。
「そのときは人生の中で落ち込んだ時期でもあったんですが、ローズウィンドウ作りに出会って、本当に救われた思いがしました。人生が変わった瞬間でしたね。作品作りに没頭している間、自分自身と向き合うことができたと感じ、気持ちがふっと軽くなり、そして明るくなりました。その時間があったからこそ、自分を大切にすることを思い出せたし、自分らしさを取り戻すことができました。出会いに感謝しています」