公開日:2019.03.05
"〇にナる" 岡崎まちものがたり
岡崎市を代表する朝市でもある二七市は、下一桁の数字が2と7のつく日(2日、7日、12日、17日、22日、27日)に開催されます。
市が行われるのは、岡崎市本町3丁目の交差点から八幡町3丁目の交差点の間、東西に走る八幡通り。通称「二七市通り」とも呼ばれています。
開催日には、朝9時から12時ごろまで、約300mにわたる通りが歩行者天国となります。沿道には新鮮な青果や魚介、生花、漬物、味噌、衣料品などの露店に加えて、たこ焼きや串カツなど、その場で食べ歩きを楽しめるお店も登場。時期にもよりますが、現在は岡崎市や豊田市、碧南市、西尾市など、さまざまなエリアから集まった約20〜30店舗が出店しています。
市が行われるのは、岡崎市本町3丁目の交差点から八幡町3丁目の交差点の間、東西に走る八幡通り。通称「二七市通り」とも呼ばれています。
開催日には、朝9時から12時ごろまで、約300mにわたる通りが歩行者天国となります。沿道には新鮮な青果や魚介、生花、漬物、味噌、衣料品などの露店に加えて、たこ焼きや串カツなど、その場で食べ歩きを楽しめるお店も登場。時期にもよりますが、現在は岡崎市や豊田市、碧南市、西尾市など、さまざまなエリアから集まった約20〜30店舗が出店しています。
二七市の始まりは、第二次世界大戦の終戦後に八幡町で行われていた、闇市を母体とした「中央マーケット」が、康生町のたつき百貨店と本町の中央マーケットの2つに分かれて移転したことがきっかけでした。マーケットが移転した後、八幡町に賑わいを取り戻すための施策として、八幡町発展会と街商組合が共同で始めたのが二七市です。
記念すべき第1回は、1955年(昭和30年)12月12日に開催されました。そして1962年(昭和37年)頃には、200軒を超える出店があったそうです。時代の変遷を経てスーパーマーケットや大型モールなどが買い物の中心となった現在も、八幡町発展会が中心となり市の継続に努めています。
そんな歴史に思いを馳せながら、普段よりもにぎやかな通りを歩いていると「久しぶりだね!」、「今日は天気がいいねぇ」など、お店の人と顔なじみであろう常連客との会話が聞こえてきました。
「みんな、ここで会えるのを楽しみにしているんですよ」と教えてくれたのは、二七市の開催を見守る八幡町発展会の会長である市川喜洋さん。
「高齢の常連客が多いですが、近くの幼稚園や小学校の子どもたちも遊びに来てくれます。岡崎城への観光の際に、あえて二七市の開催日を選んで訪れてくれる人もいるんですよ」。
二七市は市民の生活に定着しているだけはなく、岡崎市の観光資源としての側面もあるようです。
記念すべき第1回は、1955年(昭和30年)12月12日に開催されました。そして1962年(昭和37年)頃には、200軒を超える出店があったそうです。時代の変遷を経てスーパーマーケットや大型モールなどが買い物の中心となった現在も、八幡町発展会が中心となり市の継続に努めています。
そんな歴史に思いを馳せながら、普段よりもにぎやかな通りを歩いていると「久しぶりだね!」、「今日は天気がいいねぇ」など、お店の人と顔なじみであろう常連客との会話が聞こえてきました。
「みんな、ここで会えるのを楽しみにしているんですよ」と教えてくれたのは、二七市の開催を見守る八幡町発展会の会長である市川喜洋さん。
「高齢の常連客が多いですが、近くの幼稚園や小学校の子どもたちも遊びに来てくれます。岡崎城への観光の際に、あえて二七市の開催日を選んで訪れてくれる人もいるんですよ」。
二七市は市民の生活に定着しているだけはなく、岡崎市の観光資源としての側面もあるようです。
二七市の楽しみ方を市川さんに尋ねると、「大型スーパーなどにはない、お店の人との会話を楽しんで欲しい」とにっこり。買い物だけではなく、心温まる人と人とのつながりを体感することができるのが市の魅力です。
そんなつながりを大切にしていきたいという思いで、八幡町発展会や地元住民の協力のもと、二七市は続けられています。まだ訪れたことのないという人は、ぜひ一度足を運んでみてください。何度か訪れたことがある人は、お気に入りのお店を見つけて常連になるのもきっと楽しいでしょう。
また、最近は若い世代の製菓店などが出店することもあるのだとか。「出店してみたい」という人は、八幡町発展会に相談してみてくださいね。
そんなつながりを大切にしていきたいという思いで、八幡町発展会や地元住民の協力のもと、二七市は続けられています。まだ訪れたことのないという人は、ぜひ一度足を運んでみてください。何度か訪れたことがある人は、お気に入りのお店を見つけて常連になるのもきっと楽しいでしょう。
また、最近は若い世代の製菓店などが出店することもあるのだとか。「出店してみたい」という人は、八幡町発展会に相談してみてくださいね。
○取材協力(敬称略):八幡町発展会 会長 市川喜洋
◯参考文献:「新編岡崎市史20(総集編)」
○二七市data
■開催日:2日、7日、12日、17日、22日、27日(雨天中止)
■時間:9:00〜12:00 ※店により異なる
■駐車場:なし
■問合せ:0564-21-0325(二七市開催時は事務所0564-22-3290)
◯参考文献:「新編岡崎市史20(総集編)」
○二七市data
■開催日:2日、7日、12日、17日、22日、27日(雨天中止)
■時間:9:00〜12:00 ※店により異なる
■駐車場:なし
■問合せ:0564-21-0325(二七市開催時は事務所0564-22-3290)
○関連学区まちものがたりリンク
06連尺学区まちものがたり
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インフォメーション
場所:愛知県岡崎市八幡通り(本町3丁目交差点から八幡町3丁目交差点の間)