岡崎駒立ぶどう狩り組合に聞くぶどう狩りの楽しみ方

岡崎駒立ぶどう狩り組合は、岡崎市駒立町と米河内町にある7軒のぶどう農家の集まりです。この地域でぶどうの栽培が始まったのは昭和20年代。1960年（昭和35年）頃より観光農園を開始し、現在では東海地区最大級のぶどう狩り園として、学区の自慢の1つになっています。

「各園がぶどう狩り用に栽培しているぶどうは全部で4種類です」と話すのは、組合長の中根伸宏さん。

2018年（平成30年）のぶどう狩りは、7月20日から10月10日頃までの予定。期間中は、県道339号線沿いに組合の案内所が建てられます。行きたいぶどう園が決まっている場合は直接向かえば良いですが、とくに希望がない場合は、ここでオススメのぶどう園を教えてもらえます。

なお、各ぶどう園は川遊びや山遊びなど、ぶどう狩り以外にもさまざまな楽しみ方が充実（設備は各園によって異なります）。1日ゆっくりと遊べるので、弁当や水筒を持っていくのがオススメです。

「ほかにオススメの持ち物といえば、ぶどうを冷やして食べるための氷や、手がベトベトしやすいので、ウェットティッシュなどですね」と中根さん。なお、ぶどうを切るハサミやゴザなどは、各園で用意されています。あとは夏場なので、日焼け止めや虫除けスプレーなども用意したほうが良いかもしれません。

さて、ここでおいしいぶどうの選び方を聞きました。

「まず第一に枝が茶色いもの。これはぶどうが完熟しているしるしです。あとは、日当たりの良いところに育っているぶどうを選ぶこと。ぶどうの葉っぱがたくさんの太陽光を吸収して、おいしいぶどうを育ててくれているはずですよ」

また、同じ理由から、実の付き方が粗いぶどうを選ぶのもコツ。実の数が多すぎると、その分だけ葉っぱからの栄養が分散してしまうそうです。

そして何よりもわかりやすい見分け方は、ぶどうの色だとか。「ぶどうを包む袋に窓をつくってありますので、下から覗いて色を確認することができますよ」と中根さん。デラウェアなら赤、巨峰なら黒と、そのぶどう本来の色に育っているものがもっともおいしいと教えてくれました。

そしてぶどうを狩るときは、片手で実をしっかりと支え、なるべく実に近い茎を切るようにすること。

「ぶどうの枝は、来年の分を育てるときにも使いますので、なるべく傷をつけないようにしてもらえるとうれしいです」と中根さん。また、背の高い人は、腰をかがめるのではなく、両足を広げるようにすると、腰を痛めずに済むそうです

今回の取材時は、各園とも繁忙期の真っ最中。毎年5月から7月頃にかけては、休みなしの忙しい日々が続くそうです。

今年もぶどう狩りの開園まであとわずか。ぜひ、みなさんも、地域の農家さんが一生懸命につくってくれたぶどうを味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。

◯岡崎駒立ぶどう狩り組合data
■場所：愛知県岡崎市駒立町
■電話番号：0564-45-5151
■公式サイト：https://www.coma-grape.com/
※各園の詳細は公式サイトをご覧ください
◯ご案内
岡崎市のふるさと納税「おかざき応援寄附金」の返礼品でも、ぶどう狩り組合のチケットが選べます
[№5789-0317]岡崎駒立ぶどう狩り入園券セット（ペア）
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/23202/429212
[№5789-0319]ぶどう狩り入園券セット（ファミリー）
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/23202/429214
◯2018年のぶどう狩りのご案内
■開園期間：7月20日（金曜）～10月10日（水曜）頃（ぶどうがなくなり次第終了）
■開園時間：9時30分～16時30分（最終受付15時）
■休園日：期間中は無休

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