こころとカラダをリフレッシュ、秋を楽しむ空間へ!~額田・宮崎地区~

公開日:2021.10.13     暮らし
皆さんは、岡崎市の半分以上が緑豊かな山々ということをご存知でしょうか?
2006年、まちの大部分を森林が占める額田郡額田町と合併し、総森林面積が市域の約60%となりました。

今回は、そんな岡崎の自然豊かな額田・宮崎地区で、自然に触れて、こころとからだをリフレッシュしながら秋を満喫できるスポットをご紹介します。

自然が魅力のくらがり渓谷

  • マス釣り

    マス釣り

まずご紹介するのは、自然とマイナスイオンを感じることができる「くらがり渓谷」。
くらがり渓谷は、男川上流部にあるバーベキュー・キャンプ・マス釣りやマスつかみ取りなどの自然体験ができるレジャー施設です。
春は新緑と野鳥のさえずり、夏は涼しい清流とカジカの声、秋は渓流を赤黄に染める紅葉、冬は南アルプス連峰を一望するハイキングコースと、四季折々の風景を楽しめます。
  • くらがり渓谷の紅葉

    くらがり渓谷の紅葉

  • くらがり八景:第5景かえで並木

    くらがり八景:第5景かえで並木

  • くらがり八景:第6景もみじ橋と岩舞台

    くらがり八景:第6景もみじ橋と岩舞台

―秋のオススメは紅葉!―
くらがり渓谷の中でも自然がつくりだす絶景「くらがり八景」は、特に綺麗と言われています。くらがり八景は、くらがり渓谷が誇る8つの景勝のことです。(第1景・不動の滝、第2景・さるとび岩、第3景・岩根の杉林、第4景・猿神の鬼押し出し、第5景・かえで並木、第6景・もみじ橋と岩舞台、第7景・おきな渕、第8景・まぼろしの滝)

特に、秋のオススメは、遊歩道に沿って楓の木が並ぶ第5景・かえで並木と、岩で組まれた舞台のように見える第6景・もみじ橋と岩舞台。色づく木々に包まれた渓谷の景色は圧巻です!

ぜひ、季節ごとに楽しみのあるくらがり渓谷に足を運んでみてくださいね。

<スポット情報>
くらがり渓谷
住所:愛知県岡崎市石原町牧原日影2‐2
電話:0564-83-2057(くらがりキャンプセンター)
営業時間:9:00~17:00
定休日:施設によって異なります
駐車場:無料(300台)

額田で異国体験!ネパール喫茶「茶流香(ちゃるか)」

散策を楽しんだら、お腹が空いてきませんか?額田と言えば、鮎めしなどの里山料理もおすすめですが、本格的なネパール料理はいかがでしょうか。

和風造りのお店「茶流香」に入ると、スパイスの香りが漂います。店内に飾られた大きな絵画は、アーティストの武 徹太郎(たけ てつたろう)さんがネパールをイメージして描いたそうです。
オススメのメニューは、ネパールの伝統的な定食ダルバート(※ご飯にカレーやスープ、漬物、おかずがセットになった定食のこと。ダル=豆、バート=白いご飯の意味があります。)やチャイ、ネパールで自然栽培された豆を自家焙煎したコーヒー。岡崎にいながら本格的な現地の味を堪能できます。秋には、秋ナスやカボチャ、栗など秋の味覚ををふんだんに使ったダルバートを味わうことができます。

額田で異国体験をしてみたいかた、自然に触れながら食事を楽しみたいかたは茶流香に訪れてみては?

<店舗情報>
ネパール喫茶 茶流香(ちゃるか)
住所:愛知県岡崎市千万町町大栗31
電話:090-4403-1533
営業時間:11:30~15:30
定休日:木曜日・金曜日
駐車場:あり
茶流香はメイン道路から少し入ったところにあります
額田の日常とネパールの日常が心地よい店内
ネパールの伝統的な定食・ダルバート
ネパールの味・チャイ
人の温かさ、美しい景色など全てが魅力です!と話すオーナーの藤井さん
  • 千万町町から見える星空

    千万町町から見える星空

―千万町町は星空観賞も楽しめます―
茶流香のある千万町町(ぜまんぢょうちょう)は標高400メートルの里山で、額田地域の他の地区と比べて気温が少し低いです。空気が澄んでおり、夜はたくさんの星を見ることができ、季節を問わず千万町エリアに星空観察に訪れるかたもいらっしゃいます。

秋の夜長に星空観賞もオススメですよ!

まもなくオープン、リトリート空間「DAY FOREST Nukata」

次は、自分自身をケアしたい・リフレッシュしたいかたに一押しのリトリート施設をご紹介します。
リトリートとは、日常生活からかけ離れ、自分自身をケア・リフレッシュすることを目的とした過ごし方のことです。

体験型リトリート施設「DAY FOREST Nukata」(※2021年11月オープン予定)では"デジタルから離れ森の中で過ごす時間や五感を養う場所"がテーマの施設です。薪割り体験・DIY体験・沢歩き体験・星空観賞をすることができます。

秋の自然と触れ合いながら体を動かす体験もオススメです。

<施設情報>
DAY FOREST Nukata(でいふぉれすとぬかた)
住所:愛知県岡崎市宮崎町32
電話:0564-83-2668
※プレオープン中(令和3年10月現在)11月にオープン予定
DAY FOREST Nukata 、2021年11月オープンに向け準備中
プレイベント:焚火の火おこし体験
プレイベント:ヨガ体験
額田地域の自然は「心身のリセットをする“リトリート”ができる場所」と話すオーナーの松崎さん

お茶どころ額田、産地問屋「宮ザキ園」

  • 宮ザキ園

    宮ザキ園

  • 茶畑

    茶畑

宮崎地区と言えば、清流の水で育つお茶。
市内の一大生産地にある宮ザキ園は、江戸時代(1820年)からお茶づくりを始め、創業約200年となるお茶の産地問屋です。農薬や化学肥料を使わない、無農薬栽培を実施しています(2006年に県内で初めて無農薬・有機栽培のお茶として認定)。宮ザキ園のお茶は、明治~昭和にかけて「宇治茶」「川根茶」と並ぶ、全国の三大銘茶の1つ「宮崎茶」として重んじられてきました。
  • 抹茶のかき氷

    抹茶のかき氷

  • 抹茶パフェ

    抹茶パフェ

  • ほうじ茶と栗のパフェ

    ほうじ茶と栗のパフェ

ーカフェ「一匙」でホット一息ー
そんな老舗のお茶屋さんが営む、カフェ「一匙(ひとさじ)」。築100年以上の茶葉の加工場であった古民家を改装して造られた、情緒あふれる雰囲気のいいカフェでは、自園で製造する「やぶきた」「おおいわせ」というお茶や、お茶そのもののおいしさを味わえるスイーツをいただくことができます。
近年では、おかざきかき氷街道の店舗としてお茶を使用したかき氷を提供し、シーズン中は大変な賑わいでした(開催期間/2021年5月1日(土)~9月30日(木))。

秋は、宮ザキ園の抹茶とほうじ茶を使用したパフェがいただけるそう。ほうじ茶のパフェには旬の栗が贅沢に乗っています。
ここでしか味わうことのできないお茶スイーツをぜひご堪能下さい。
  • 宮ザキ園 六代目・梅村さん

    宮ザキ園 六代目・梅村さん

―自宅でも楽しめる宮ザキ園のお茶―
お店では「宮ザキ園」で丁寧に作られた茶葉を購入することができます。
「ワインやコーヒーは産地や年代で味が異なります。同様に、お茶も気候風土で左右され、毎年味が異なります。一品一品の味わいを知ってもらい、額田で作られるお茶を楽しんでほしい」とお茶の奥深さを語るのは、六代目・梅村さん。

「煎茶は60℃くらい、玉露は35℃~40℃くらいのお湯が適温です。紅茶は茶葉を動かしますが、玉露は葉を動かさずに抽出することが重要です」とお茶をより美味しくいただくコツも教えていただきました。
ぜひ、ご自宅で楽しんでみてください。

<店舗情報>
産地問屋 宮ザキ園(さんちどんや みやざきえん)
住所:愛知県岡崎市石原町字相野8
電話:0564-83-2710
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日・木曜日
駐車場:あり

額田・宮崎地区はリフレッシュにおすすめのスポットがいっぱい!

どのスポットもこれから訪れる秋を満喫することができます。
街なかを離れて自然と触れ合いたい!ちょっと気分転換がしたい!そんなかたは、ぜひ大自然の中で過ごしてみてはいかがでしょうか?