パパママ必見!岡崎市民に絶対利用してほしい「子育て支援団体」3選

公開日:2019.12.03     子育て
新しい命の誕生は、うれしい反面、これまでの大人だけの暮らしや仕事中心だった暮らしは一変し、はじめての子育てに不安なことばかりというかたも多いのではないでしょうか。

そんなパパママたちの力になりたいと活動する団体が、岡崎市内にはたくさんあります。今回は、岡崎市がどのように子育て支援をサポートしているかや、実際に活動している団体の活動の様子をお伝えします。

岡崎市の「子育て支援」って?

まずは、岡崎市役所こども育成課の都築さんにお話を伺いました。

岡崎市では、学校、地域、事業者、行政など、パパママだけではなくみんなで子育てができる街を目指し子育て支援を行っています。

(1)子育て支援団体へのサポート
年に一度、子育て中のパパママと団体がつながるためのイベント『つながる子育て』を開催したり、月に一度、子育て支援団体同士が交流するための会を開催したりしています。

(2)ホームページでの情報提供
こども育成課のホームページでは支援団体の一覧を掲示し子育てをしているかたへの情報提供を行っています。今回は掲載団体の中から3つをご紹介します。

子育てや暮らしの学び場 NPO法人 暮らしの教育機構

家庭を持つと不安や疑問に感じやすい“お金”“子育て”“住宅取得”について、公平で正しい知識を気軽に学べる場を提供する団体です。
各業界に精通したプロを招き、講座を開いています。多くの講座に託児が付いており、パパママが集中して学ぶことができるよう配慮されているのもうれしいですね。

担当の石原さんからは「今の若いパパママは本当にしっかりしている分、ひとりで抱え込みがち。また、ネットの情報などを真摯に受け止めすぎて息苦しくなっているようにも感じます。ひとりで抱え込まず気軽に受講してもらい一緒に解決できたらうれしいです」とコメントをいただきました。
たくさんの講座があるので、興味のあるものから参加してみるのがおすすめです。

子どもと向き合い大人も遊ぶ!「あ・そ・ぼ」親子サークル

市内各所13ヶ所の市民センターや子どもの家で、未就園児の親子が遊ぶ場を提供するサークルです。

サークルの代表は5児の母でもある青木純子さん。
「地域に密着したサークルをつくることで、パパママも子どももさまざまな人と出会い、関わり、遊び、そして情報交換や共感ができるようにしたい。また、このサークルをきっかけに地域の人も親子と出会い、みんなでその子の成長を見守ることができるようにしたい」と、市内のさまざまな地域で活動をしています。

取材時は、マットを使った運動遊びを中心にママと子どもがふれあいながら遊びました。子どもたちの笑顔ももちろんたくさん見られましたが、ママたちがたくさん笑っていたことがとても印象的でした。

お母さんのリアルを発信する「お母さん業界新聞」

『お母さん業界新聞』は、横浜にある“お母さん業界新聞社”が月に一度発行する紙媒体。そこに各地域のお母さん記者が編集長となり“わたし版”と呼ばれる紙面をつけ、自身の足で配布しています。

「子育て中のママ自身が自分のリアルを発信することで、読者となるママが共感し、感じていた孤独感を少しでも払しょくできるようにしたい」と語るのは、岡崎市で『お母さん業界新聞 岡崎Oka'n the Kid's版』を発行するお母さん大学岡崎の天野智子さん。

新聞を書くことで、子どもと自分を客観的に見ることができ少し気持ちが楽になったり、子どもとの時間をよりいとおしく感じるようになったそうです。また、新聞を置いてもらえるようさまざまな場所にお願いに行くようになったことで、より強く地域と関わることができるようになったといいます。

各所で配布される紙面を手にして、天野さんの想いを感じてみてくださいね。
今回は3団体を紹介しましたが、岡崎市内には子育てに関わる活動をしている団体が他にもたくさんあります。いろいろな角度から子育てを支援する環境があるのは、この街で暮らし、育てていくかたにとっては本当に安心できますね。


※ 記事の情報は公開日時点のものです。
<各団体問い合わせ先>

岡崎市 こども育成課
TEL:0564-23-6820
NPO法人暮らしの教育機構
TEL:0564-64-0608
あ・そ・ぼ親子サークル
TEL:090-8458-7027
お母さん大学岡崎(「お母さん業界新聞 岡崎Oka’n the Kids版」を発行)
TEL:090-7695-9129
〇ライター:うみのたかこ
岡崎市生まれ岡崎市育ち。県外市外での学生、社会人経験を経て、結婚を機に職場も岡崎になりUターン。
現在は2人の子育てをしながら、子育て支援活動やフリーでの仕事を行う。好きな風景は乙川の夕焼け。