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「東公園動物園」がもっと好きになる!市民に愛される魅力と、動物園の裏側に迫る!
公開日:2025.09.05
暮らし
市民に長く愛されている「東公園動物園」。
動物園の裏側には、動物たちを深く愛し、支える飼育員さんの存在があります。
動物たちを見るだけでも十分楽しめますが、飼育員さんたちの動物たちに対する熱い思いや、飼育員の視点から見た動物たちの知られざる魅力を知ればもっと面白くなるはずです。
家族や友達と一緒に、東公園動物園の新たな魅力を探してみませんか?
岡崎市を代表するレジャースポット
東公園動物園は、3つの大きな池と豊かな緑に囲まれた東公園の中にある動物園です。
1983年に「東公園小動物園」として開園し、2003年に「東公園動物園」に名称を変更。
2023年には開園40周年を迎えました。
大きな魅力の一つが、入園料が無料であることです。
飼育されている動物は、シカやラマといった大型の動物からミーアキャット、プレリードッグといった小型の動物、鳥類まで多種多様。
ふれあい広場でのモルモットやフレミッシュジャイアント(世界最大級のうさぎ)とのふれあい体験も人気で、学校の遠足や家族のお出かけ先として、毎年多くのかたが訪れています。
動物たちの暮らしを守る「縁の下の力持ち」の存在
東公園動物園では、飼育員さんが園内の清掃から餌やり、健康管理、動物が快適に過ごせる環境づくりまで、多岐にわたる作業を日々こなしています。
時には、傷んだ設備を自ら修理したりと、まさに動物たちの暮らしを守る「縁の下の力持ち」です。
担当は大きく「大動物」「小動物」「ふれあい動物」の3つに分かれており、それぞれの動物に合わせた細やかな対応が求められます。
今回は各担当1名ずつ、計3名の飼育員さんに、飼育するうえで気を付けていることや、やりがいなどをお聞きしました。
大動物担当 小川さん
ゾウやラマ、シカといった大型動物を担当する小川さんは、動物たちが心身ともに健康でいられるよう、日々の食事や環境づくりに工夫を凝らしています。
以前はアジアゾウの「ふじ子」のために、大動物担当の飼育員総出で20〜30キロもの青草を刈り、「ふじ子」にとってより良いエサを用意していたこともあったそうです。
「大変なことは、あまりないんですよね」と語る小川さんにとって、動物たちの健康と喜ぶ顔こそが日々の原動力とのこと。
愛情があるからこそ、大変な作業も苦にならない。むしろ、「もっと良い環境を」と工夫を重ねることが、やりがいにつながっているのです。
小動物担当 鈴木さん
小動物を担当する鈴木さんは、日々の観察に神経を集中させているそうです。
小動物は体調が悪くても隠してしまう習性があるため、わずかな変化も見逃さないよう細心の注意を払っているとのこと。
やりがいについてお聞きすると、「試行錯誤を重ねて新しい命が生まれたときには、大きな喜びを感じます」と、やさしい笑顔で話してくれました。
ふれあい動物担当 向井さん
ふれあいコーナーは来園者に人気なため、向井さんは動物たちの個性を見極めることを大切にしているそうです。
人のことが苦手な子にストレスを与えないよう、どの子が人と接しても大丈夫なのか性格を見極めているといいます。
「触られることが苦手な子をふれあいコーナーに出してしまうとストレスになるので、人は怖くないんだよと感じてもらえるような接し方を心がけています」とのこと。
また、ふれあい動物は数も多いため、病気やケガのケアにも手間と時間をいとわず取り組んでいるそうです。
「根っからの動物好きなので、世話をしている時間は本当に幸せな時間です」
そう語る向井さんの表情には、動物たちへの深い愛情があふれていました。
注目して見てほしい動物たちの姿
今回インタビューに答えてくださった3名に「推し動物」を聞くと、みなさんが口をそろえて「みんな好きです!」と即答。動物たちへの愛情をひしひしと感じました。
東公園動物園は、歩いて見て回るだけでも楽しいですが、一頭一頭の個性や行動に注目すると、新たな魅力が発見できるかも。
一つの動物を長めに観察してみると、のんびりした動きや、ちょっとした仕草にも性格や癖が見えてきます。
運が良ければ、赤ちゃん動物に出会えることも!
今だけしか見ることができない姿は、きっと特別な思い出になるはずです。
カピバラのもみじさんは、のんびりしているように見えて、耳や鼻をぴくぴくさせて一生懸命考えている!?
ヤギのチーズくんは、高い所の枝葉も立ち上がって食べる事ができるバランスのよさを持つ!
ケヅメリクガメは、ふれあい舎から展示スペースまで、5分以上かけて自力で出退勤します!
ニホンザルの知能はとても高く、餌をあげるための仕掛けは難なくクリア!
2025年5月に生まれたミニチュアホースのリースちゃん。生まれたばかりの姿は、その時にしか見ることができない特別な姿です!
2024年には、ラマ・ヒツジ・フレミッシュジャイアントが新たに仲間入りしました!
動物園をめいっぱい楽しむには
東公園動物園の魅力は、動物たちの姿を見ることができることだけではありません。
動物園をより楽しむことができる、3つの魅力ポイントをお伝えします!
ポイント①「写真や映像では味わえない体験」
大きさや美しさ、迫力ある動き、鳴き声など、写真や映像ではわからない、動物との距離が近いからこそ味わえる体験があります。
園内では、エサやりや飼育体験などのイベントも定期的に開催され、動物たちと距離を縮められるチャンスがたくさん。
日々変化する動物たちの表情や行動も見どころの一つです。
「前に来たときと、今日は違う表情をしている」そんな発見が訪れるたびにあります。
また、家族や友達と「どの動物が一番好き?」と話し合えば、それぞれの視点やお気に入りの理由を共有でき、会話も弾むことでしょう。
ポイント②「オリジナルグッズ」
毎年限定発売されるグッズは、飼育員さんが心を込めて描いた可愛いデザインが特徴で、コレクターも増えています。
「今年はどんなデザインかな?」と予想しながら、集めるのもおすすめです。
実は、園内の看板や機関紙のイラストも、飼育員さんが書いているそうです!
ポイント③「公式SNS」
Instagram・YouTube・Facebookにて、イベント情報や動物たちの様子を積極的に発信中!
動物たちの知られざる姿や魅力が発見できるかも。
よりいっそう動物園を楽しむために、ぜひ来園前にチェックしてみてくだい!
動物たちを通して伝えたいこと
最後に「動物園をどんな場所にしたいか」想いを聞きました。
「市民の憩いの場でありながら、命の大切さを学んでもらえるような場所にしていきたい」
長年、東公園動物園のアイドルとして愛されてきたアジアゾウのふじ子。
鼻を上手に使ってベルトコンベアーを動かしおやつを食べる姿や、時にはお客さんに豪快に水をかけるお茶目な一面は、来園者を笑顔にしてきました。
何度も足を運び、ふじ子の姿を見に来る常連さんも多かったそうです。
そんなふじ子も、57歳の生涯を全うし、今は園の思い出の中に生きています。
動物園には、新しい命が生まれる喜びもあれば、命を見送る悲しさもあります。
東公園動物園は、命のつながりや尊さを感じられる学びの場として、これからもあり続けていくでしょう。
東公園動物園は、動物たちとの距離が近い、あたたかい場所。
癒しの場であり、学びの場でもある東公園動物園に、ぜひ訪れてみてください。
飼育員さんの想いを知ってから訪れると、動物たちがもっと身近に感じられるかもしれません。
家族や友達と一緒に、動物たちの魅力や発見を語り合う時間は、きっと特別な思い出になるはずです。
<施設情報>
■岡崎市東公園動物園
住所:岡崎市欠町字大山田1
電話:0564‐27-0444(動物総合センター)
入園料:無料
開園時間:9:00〜16:30(動物の展示時間は15:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日以降の最初の平日)、年末年始(12月29日から1月2日)
駐車場:無料駐車場420台(北駐車場140台、南駐車場180台、東駐車場100台)
※記事の情報は公開日時点のものです。
「東公園動物園」についてもっと詳しく
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