三菱自動車岡崎硬式野球部 首脳陣インタビュー

公開日:2017.06.29     スポーツ
「三菱自動車岡崎硬式野球部」の第1代表が決定したことで、6月8日(木)岡崎市役所にて第88回都市対抗野球大会への出場を内田市長へ直接報告が行われました。
(代表決定についての記事はこちら)
その報告の後、岡崎ルネサンスでは、単独のインタビューの機会を得ましたので、その内容をお伝えします。
取材対応していただいた方
 部長:山下隆宏氏
 監督:野波尚伸氏
 主将:小室和弘氏
 マネージャー:齊藤陽太氏
  • 真ん中が山下部長

    真ん中が山下部長

Q:三菱自動車工業株式会社岡崎製作所における野球部活動の意義(目的)をお聞かせください
山下部長
2つあります。1つは野球部が今回のように活躍することで、三菱自動車にとってイメージアップに繋がることが大きいと思っています。
そして、もう1つは三菱自動車岡崎の社員の一体感の醸成が図れると思っています。二次予選期間中は、社内の各職場ではトーナメント表が張り出されたり社員の間でも話題になっており、球場においては、今年現場に配属された新人が応援団を結成したり、ブラスバンドなどで応援を盛り上げるなど社員の一体感が出てきました。
このような事が三菱自動車という冠を持って野球部が活動することの意義だと思っております。
Q:三菱自動車岡崎の応援の中では社名が余り出てこないで、「岡崎」という市の名称がよく使われており、他のチームとは違った応援をされておりますが、このような応援についてどのような思いがありますか?

山下部長
それは、昨年三菱自動車株式会社名古屋製作所岡崎工場と言う名称から岡崎製作所に変更したこともあり、地元に根づいている企業として地元密着でいきたいということがあります。
そして今回の大会は「都市」対抗野球ということですから、市の代表として戦うということ、やはり岡崎市の代表として頑張ろうということが大きな理由です。
  • 真ん中が野波監督

    真ん中が野波監督

Q:ありがとうございます。ぜひ東京ドームでも岡崎市の名前を連呼していただけることを期待しています。続きまして、監督にお聞きします。昨年は諸事情により不参加となりましたが、今年は第1代表を獲得するまでになりました。ここまでの間、監督は選手の皆さんへどのような指導をされてきたのでしょうか?
野波監督
まず、第1代表は会社がこういった状況の中でも野球をやらせてくれて、そしてコーチを含め選手の頑張りによって、勝ち取ることが出来たと思っております。
自分は前監督から3年前に引き継ぎをしまして、選手時代の想いで指揮を取ってきましたが、自粛期間の中で、選手のことを思い、どのように教育していくかを考え続けてきました。その中で、もう一度選手権(秋の社会人野球日本選手権)に出場しろと言われましたが、流石に選手の体も心も衰えていましたので、謙虚になって練習を行っていこうと徹底してきました。
そして、選手たちに自信というものを付けさせて、信頼していこうと思い、グラウンドでは厳しく叱責し、時には褒めてやる。そういった中で、一つ一つのプレイにこだわってやってまいりました。
その結果、選手が頑張り、コーチにまとめていただき、現場の方々に球場に足を運んでいただいたおかげで第1代表を取れたと思います。
Q:それでは、今後は本戦への出場ですが、今回の三菱自動車岡崎のチームの強みなどをお聞かせいただけますか?

野波監督
今回の第1代表を決めた時に選手同士が喜ぶシーンを見ましたが、うちのチームは本当に仲が良いですよ。この仲の良さは、お互いが信頼し合うことを生み、信頼し合うことで、強いチームが出来たのではと思っています。
しかし、まだまだ発展途上のチームと思っておりますので、これからも謙虚に一つ一つやって日本一を目指したいと思います。
  • 小室主将

    小室主将

Q:ありがとうございました。それでは、主将にお聞きしたいと思います。第1代表を勝ち取るまで厳しい試合があったと思いますが、振り返っていただいて、予選の戦いはいかがでしたでしょうか?

小室主将
初戦から全ての試合が厳しい戦いばかりでした。4試合のどれが厳しい試合だったかと言われれば、自分は全部の試合が厳しい試合だったなと思っています。
Q:主将としてどのようにチームの仲間をまとめてこられましたか?

小室主将
監督が言われてきたとおり、謙虚に貪欲に1点1点を取る野球をやってきました。冬から失点を少なく抑える野球を練習してきたので、監督を信頼して実践してきました。

Q:いよいよ今月16日に本大会の抽選がありますが、東京ドームでの本大会に向けて主将としての抱負をお聞かせいただけますでしょうか?
小室主将
岡崎市代表として三菱自動車岡崎の代表として、頂点に向けて一戦一戦大事に戦いたいと思います。
  • 右側が齊藤マネージャー

    右側が齊藤マネージャー

Q:最後にマネージャーさんにもお聞きしたいと思います。ここまで勝ち上がってくる中で、本当に大変なお仕事をされてきたと思いますが、一番苦しかったこと、一番嬉しかったことは?

齊藤マネージャー
もともと自分は生まれも育ちも岡崎で、社会人野球日本選手権明けからマネージャーを務めることになりました。
昨年の自粛など色々な事情がありましたが、選手にはそういった事を見せてはいけないので、自分なりに尽くしてきて、選手が結果として出してくれますので、自分自身が忙しいとか苦労したとか思ったことはありません。
第1代表になれたことで、会社の方々に、そして岡崎市の方々に評価いただいたと言うことは非常に嬉しく思っています。これからの都市対抗では岡崎市を代表して、やるべきことをやり日本一になれるようにやっていきます。
この後、監督・主将・マネージャーの皆さんに青獅子旗と共に写真に写っていただきました。
※青獅子旗…2次予選で第1代表を勝ち取ったチームに贈られる旗
第88回都市対抗野球大会は、7月14日(金)から12日間、黒獅子旗をかけて試合が行われます。
ぜひ岡崎市の代表である「三菱自動車岡崎硬式野球部」を応援しに東京ドームへ行きましょう!

フレーフレー三菱!
がんばれがんばれ岡崎!

第88回都市対抗野球大会本戦 東京ドーム
岡崎市代表 三菱自動車岡崎硬式野球部

対戦スケジュール:
 7月15日(土) 10時30分 試合開始
対戦相手:
 門真市代表 パナソニック

東京ドームへ三菱自動車岡崎の応援へ行くかたは、三菱自動車岡崎の応援スタンド側(一塁側)にある受付テントへ行くと応援席へ入れますので、ぜひご利用いただき、三菱自動車岡崎を一緒になって応援してください!

第88回都市対抗野球大会の情報や三菱自動車岡崎硬式野球部について
公益財団法人日本野球連盟「都市対抗野球大会」ホームページ
http://www.jaba.or.jp/taikai/2017/toshitaikou/index.html
三菱自動車岡崎硬式野球部ホームページ
http://www.mitsubishi-okazaki.jp/