岡崎に住むプレミアム ~ 住んで実感!充実の暮らし、選べるライフスタイル

公開日:2015.12.21     暮らし
いくつもの大手企業の主力工場や様々な企業が拠点をおく岡崎市。その豊かな雇用に牽引されて今も人口は増え続けており、人口推計からこれから十数年間増加し続けると想定されています。産業のみならず、歴史と文化、教育のまちともいわれる岡崎市は、都会的な暮らしを満喫できる中心市街地から、職場と住まいが程よく近い職住接近型の住宅地、そして、豊かな自然に囲まれた里山の暮らしが可能な中山間地まで、実に多彩なロケーションがあり、その人の考え方や趣味に合った暮らしを実現することができます。教育、医療など生活に関わるインフラも充実し、多くの市民が暮らし良さを実感しています。今回は、岡崎市での暮らしはどのようなものか、実際のご家族の様子なども含めてご紹介したいと思います。

(※取材にご協力いただいた方のお名前は、個人のプライバシーに配慮して仮名に変えさせていただいています。)

石田家が選んだ郊外に住む快適暮らし

自動車メーカーの関連企業にお勤めの石田一樹さん(35)。奥さんの理恵さん(32)は地元の金融機関に勤め、小学校に通う長男の芳樹くん、保育園に通う長女の絵里ちゃんと暮らす4人家族です。岡崎市の北部地域の新しい住宅地の一戸建てに4年前に引っ越してきました。
  • 岡崎北部の新興住宅地。静かで明るい雰囲気を持つ街並みが多い

    岡崎北部の新興住宅地。静かで明るい雰囲気を持つ街並みが多い

家と職場が隣接する、職住接近のロケーション
この地域は、岡崎市の北西部にある自動車メーカーの主力工場や豊田市に隣接していることから、特に自動車関連の会社にお勤めの方が多いところです。都会に比べると、家から程近い場所に職場があり、自家用車での通勤のため、ラッシュアワーの混雑した電車通勤とは無縁です。
安心して子育てができる、待機児童ゼロのまち
一樹さんは、毎朝、車に絵里ちゃんを乗せて、近くの保育園に送り届けてから出勤します。岡崎市は早くから子育てに関わる施策が充実し、待機児童はゼロを維持しています。また、岡崎市には、早期教育に熱心な幼稚園や、自然派の幼稚園、食育に熱心な幼稚園など個性的なところがいくつもあり、親の考え方に沿った幼稚園を選ぶことができます。

保育園への夕方のお迎えは理恵さんの役目。5時に仕事を終えて、そのまま車で保育園にお迎えに行きます。
  • 岡崎市の中央部にある、広大な敷地に数々のスポーツ施設がそろう岡崎中央総合公園。中央右手に見える赤い建物は、隣接する高水準の医療の提供に努めている岡崎市民病院

    岡崎市の中央部にある、広大な敷地に数々のスポーツ施設がそろう岡崎中央総合公園。中央右手に見える赤い建物は、隣接する高水準の医療の提供に努めている岡崎市民病院

文教の街、スポーツも盛んな岡崎市の風土

芳樹くんの通う小学校は岡崎市でも大きな1000人規模の小学校。敷地も大きく、様々なスポーツも盛んです。岡崎市は全国でも珍しく小学4年生から部活動が始まります。学校帰りは、冬場は夕方の5時くらい、夏場は6時くらい。土曜日や夏休み、冬休みも部活があり、小学生ながら結構忙しい毎日です。早くから体力づくりに取り組み、規律ある行動を学ぶなど、岡崎市ならではの特徴的な教育のひとつといっても良いでしょう。岡崎市では、小学校以外にも、スポーツ少年団などの活動が盛んで、バスケットボールなどでは有力チームも存在します。
優秀な合唱部が多いのも岡崎市の特徴です。小学校、中学校、高等学校ともに、毎年のように県大会、もしくは全国大会への出場を果たしています。
音楽の世界的なコンクールの入賞者や、オリンピックやワールドカップなどの代表選手に岡崎市出身者が少なくないのも、こういった子どものころからの環境が影響しているのかもしれません。
岡崎市には、全国的にも知られる進学校である岡崎高校をはじめ、工業、商業、女子高校など多彩な学校がそろい、大学にいたっては4大学、1短大、1農業大学校があるほか、名古屋の大学にも通学が可能であることから、芳樹くんや絵里ちゃんの教育環境は充実しているといっても過言ではありません。
買い物の楽しみが増す、多彩な店がそろうショッピングのまち
奥さんの理恵さんにとって、ショッピングは最も関心の高いことのひとつ。岡崎市には、全国有数の大型ショッピングモールやユニクロ、ニトリなどの専門店のほか、地元資本のスーパーや専門店もいろいろとあり、目的や気分、予算によっていろいろとお店を選ぶことができます。
小さな魅力的な店舗も少なくありません。特に中心市街地や康生から北の岩津を結ぶ通称「電車通り」と言われる古い通りには、肉屋、魚屋、米屋をはじめ、まちの電気屋、家具屋、提灯屋などの昔ながらのお店も健在です。中には100年を超える老舗もいくつもあり、歴史のある岡崎市を実感できます。

また、岡崎市には、各地に昔ながらの市(いち)が残っており、中でも市の中心部を通る八幡通りで二と七のつく日に行われる「二七市」は最も規模が大きく、通りを歩行者天国にして、そこに多くの露店が軒を並べます。野菜、鮮魚から、衣料品まで多彩な品物が売られています。
市内ではその他にも、JR岡崎駅近くで毎月第一と第三土曜日に開かれる「岡崎ファーマーズマーケット」や、康生のシビコの西広場で第三土曜日に行われる「三土市」など、新鮮な地元野菜や地元でしか手に入らない加工食品などが買える、地産地消にこだわった市も開かれています。
岡崎城下にある康生地区。老舗や個性的な店が並ぶ
二七市の風景。地元で採れた新鮮野菜や鮮魚を求めに多くの人が訪れる
静かに更ける岡崎市の夜
朝早くから始業するものづくりの企業やサービス業が多いこともあり、夜が早く更けていくのも岡崎の特徴です。車で帰宅する人のピークは夕方5時から6時台。都会の道や駅では、まだまだ喧騒が続く夜の8時や9時ごろには、岡崎では道路を通行する車は少なくなり、住宅地においては、人影もまばらで、夜が静かに更けていきます。石田さん一家も、明日もいつものように朝が早いので、あまり夜更かしすることはせず、早くに床に就きます。規則正しく、早寝早起き。この街でよく見かけるライフスタイルです。

自然に囲まれた、美しい里山で暮らす

  • 中心部から車でわずか10分も行けば、そこには美しい里山が広がっている。このあたりでは都市の便利さと自然の中での田舎暮らしとの両方を享受できる。岡崎市には蛍を見ることができる場所も多い

    中心部から車でわずか10分も行けば、そこには美しい里山が広がっている。このあたりでは都市の便利さと自然の中での田舎暮らしとの両方を享受できる。岡崎市には蛍を見ることができる場所も多い

岡崎市の東部に住む団体職員 高山剛志さん(53)。岡崎市には東部から北部にかけて美しい里山が続く地域が広がっていて、その面積はほぼ岡崎市の半分を占めます。高山さんの家は祖父母の時代に岡崎市に移り住み、剛志さん自身は岡崎市生まれの岡崎市育ちです。
その美しい里山の中で、高山さんは団体での勤務の傍ら、兼業農家として田んぼ、畑、それに山で木を育てながら暮らしています。近所の方々の多くも、普段は近隣の会社や工場で働きながら、家族で田畑をされています。
この地域では、野菜やお米は自分たちで作り、収穫したものは地域の販売所で売るといった、自給自足、地産地消が盛んです。
中心市街地からさほど離れていないにもかかわらず、夏になると気温は3度くらい涼しくなります。近所にある沢に行けば、猛暑の日でも森林を吹き抜けてきたさわやかな風が吹くなど、ここに住むと、日常的に自然のありがたさが実感できます。

高山さんの住む地域からさらに北東に車で20分ほど行くと、旧額田町の奥座敷「くらがり渓谷」に行くことができます。市街地から「くらがり渓谷」までは比較的平坦な道が続くことから、週末はサイクリングをする人でにぎわいます。近年、「くらがり渓谷」の近隣では、素敵なカフェや和紅茶の店、“くらがりサウンドフェス”など、若い人たちがおしゃれなお店や新しい取り組みを始め、新たな魅力が加わってきました。
高山さんの家からは、15分もあればまちの中心近くにある職場や、大きなショッピングセンター、病院、市役所などに行くことができます。高山さんの住む里山地域は、暮らしの便利さと自然の豊かさとを併せ持った魅力ある場所です。

康生に暮らすステータス ~ 歴史、文化、緑、個性あるまち

康生といえば、かつてはデパートや大型ショッピングビルがいくつもあり、西三河一のショッピング街として賑わった場所です。15年ほど前に郊外に全国最大級のショッピングモールができたことから、客足は急速に遠のいてしまい、今は一頃の賑わいはありませんが、伝統あるお店が残り、個性的なお店が増えたことから、康生は新たな魅力を持ったまちへと変化しつつあります。 
さらに、この地域には、岡崎城のある岡崎公園や、美しい桜並木のある乙川、八帖などの古い味噌倉などが隣接し、花火大会や大きなお祭りの多くがこの近辺で開催されます。駅や市役所、中央図書館といった公共施設にも近く、その利便性の高さや周辺環境の良さから、康生は岡崎市の都会的な居住エリアのひとつとして注目されています。

社長の真田宏さん(55)と幸子さん(45)は、今年、康生にあったデパート跡地に新しく建てられたマンションに転居しました。真新しいマンションのテラスからは、岡崎城と岡崎公園の緑がすぐ近くに見え、眼下には中心市街地の町並みが広がります。夏の花火大会では、リビングの窓越しに豪快な花火を堪能することができます。毎朝、ジョギングに行く、近くの乙川は、東海随一と言われる桜の名所であるとともに、広大な河川敷が開放されている贅沢な空間です。
宏さんは週末にはサーフィンをしたり、ドライブに出かけたりすることが多く、奥さんは海外に出かけることもしばしばあります。岡崎市は日本の大動脈の中間地点に位置することから、海に行くにも山に行くにも便利です。名古屋まで電車で30分少々。東京に行くには豊橋から新幹線に乗り最短約2時間で行くことができます。高速道路は東名、第二東名の二本が岡崎市を通り、京都や伊勢、高山、長野も車で日帰り圏内です。中部国際空港(セントレア)へは名鉄東岡崎駅から直行バスが出ているほか、車でも高速道路を利用して1時間以内で行けるなど海外へのアクセスも便利です。
春の乙川。広大な緑と水の風景が広がり、両岸には桜並木が美しい色彩を放っている。散歩やジョギングには最適な場所である
花火大会の時には、マンションの窓からはこのような風景が広がる。岡崎市の花火大会は乙川、矢作川の両方で同時に打ち上げられ、ダブルで楽しむことができる

まだまだ広がる新しいまち・新しい暮らし

岡崎市では現在、3つの大型の土地区画整理事業が進行中で、次々に新しい住宅地が広がっています。豊田市にもアクセスの良い岡崎真伝特定土地区画整理事業は55ha、東部に点在する大型工場などに程近い場所にある岡崎蓑川南部土地区画整理事業は22ha、JR岡崎駅に近く交通の便が良い岡崎駅南土地区画整理事業は41haあります。
特に岡崎駅南土地区画整理事業では、病院、ショッピングセンター、ホームセンターの誘致が決まり、そのほかにもいくつかの小売店舗や飲食店舗の誘致が検討されているなど、ここにひとつの新しいまちができあがる予定です。環境に配慮した開発が心がけられており、緑が豊かで、スマートエネルギーなどの最新技術の導入も検討されています。これから、岡崎市で新たな住宅購入を考えておられる方には目の離せない場所のひとつとなるでしょう。

岡崎市は、歴史と文化、自然に恵まれ、暮らしに必要なインフラが揃い、利便性の高いまちです。何よりも雇用に恵まれ、新しい人が住まい、新しい暮らしを始めています。中心市街地、郊外の住宅地、里山地域と、いろいろなライフスタイルに対応した豊かなロケーションを持つ岡崎市。愛知県で暮らすなら、一度は検討してみたい、大きな可能性を秘めた素敵なところです。まだ岡崎市に来られたことがない方には、ぜひ一度、訪れてみていただければと思います。
岡崎真伝特定土地区画整理事業の一画。静かで明るい、美しい街並みが広がる