夏まつり!高校生が魅せる太鼓とみこし、アツい夏!!

未来の職人がいっぱい!?岡崎工業高校

今回、夏まつりでパフォーマンスを披露するのは愛知県立岡崎工業高校。
手に職をつけるための6つの学科があるのが特徴で、機械デザイン科では技能検定合格に向けて練習の真っただ中でした。
たくさんの道具を並べて、100分の1ミリ単位での金属加工も!!
つまり、未来の職人さんがたくさんいる高校なんです。

※ 6つの学科 機械科、機械デザイン科、電気科、情報技術科、土木科、化学工業科

 

2019夏は太鼓とみこし

  • 昨年の化け猫に見守られて太鼓の練習

    昨年の化け猫に見守られて太鼓の練習

太鼓とみこしを披露するのは美術部部員と課題研究に参加している生徒たち。
総勢約50名。演舞の中心となる大きい和太鼓、軽快に舞う手持ちの和太鼓、華やかにメロディを奏でる横笛と鍵盤ハーモニカ。
意外にも太鼓の響きと鍵盤ハーモニカの音色がマッチします。

6月後半から始めた太鼓の練習。岡崎市と幸田町(岡崎市の隣町)を中心に活動する和太鼓グループ「咲良」さんに教えてもらっています。
太鼓は重く、手の力はもちろん、踏ん張る足の力も必要。全身筋肉痛になります。(毎週日曜日に5~6時間練習しているそう!)
太鼓は楽しいかと聞くと「楽しい!!」と目を輝かせたのは美術部部長の淺井君と演舞の中心となる成瀬君。
みんなのリズムが合うと楽しさと達成感が。
お祭り当日のパフォーマンスですべてを出したいと話してくれました。

今年のみこしは「かわいい化け猫」

さて、みこしですが、昨年に引き続き「化け猫」を作ります!
なぜ、「化け猫」なのでしょうか?

それは、日本三大化猫伝説の一つで岡崎を舞台とする「岡崎騒動」が言い伝えられているからなんです。(もともとは既に化け猫で町おこしをしていた東康生通りの活動に参加したのがきっかけだそう)
昨年はかっこいい化け猫を作ったので、今年は「かわいい化け猫」を作ります。
カワイイ文化のルーツを作ったといわれる内藤ルネ氏の出身の地、岡崎ならではの発想です。

7月上旬から作り始めて、ただいま絶賛制作中。
材料の買い出しから、衣装も自分たちで作るんだとか。

みこしは大きいので、こんな苦労も。
大きい作品なので、反対に細かい部分を時間をかけてしっかり作るそう。
細かいところをしっかり作っておかないと崩れてしまいますね。納得です。
それから、灯りを入れた時の色とデザインのバランスにも気を付けて制作しています。
夏祭りで見てもらってすごいと思ってもらえるような作品を目指します!


※ 日本三大化猫伝説 岡崎のほかに、佐賀県の「鍋島騒動」、福岡県の「有馬猫」が有名。
※ 内藤ルネ 岡崎市出身のマルチクリエイター。カワイイ文化のルーツを作ったといわれる。

本番は8月2日金曜日の夜

岡崎工業高校のパフォーマンスが見られるのは8月2日(金)18:40からの五万石みこしで。
岡崎の地に響く太鼓のリズム、華やかなメロディとみこしを目と耳で…いえ、全身で感じてみましょう!!