公開日:2016.11.16
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平成10年度、岡崎商工会議所が「空き店舗対策事業」の一環として、岡崎の伝統的な産業に携わる職人や作家が週替わりで自身の作品を展示・販売できる「匠の館」を開きました。その最終日、匠の館に参加してきた岡崎の職人や作家たちが初めて一堂に会した反省会の席での上野房男さんのコトバです。
この夏、15周年を迎えた「おかざき匠の会」は、この上野さんのコトバから設立に向けて動き始めました。職人、行政、商工会議所が連携して、国から委託を受けた特産品開発推進事業、販路開拓支援事業を進めるなかで、平成13年7月、上野さん発案の、全国的にも珍しい、職人・作家による異業種交流勉強会「おかざき匠の会」は、上野さんの予想を上回る41名もの職人、作家が結集し、産声をあげました。