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石川真佑さん|自然で落ちついている町

公開日:2019.09.02
  • バレーボール選手 石川真佑 さん
  •   自然で落ちついている町
2019年度女子バレーボール日本代表選手として活躍中の石川真佑さんを訪ねました。
石川さんはVリーグの東レアローズに所属する選手。
兄である石川祐希選手と、兄妹揃ってのオリンピック出場が期待されます。
 7月にメキシコで開催された「バレーボール女子U20(ジュニア)世界選手権大会」。
日本代表チームのキャプテンとして全試合にスタメン出場した石川さんは攻守にわたる活躍で、史上初の優勝に大きく貢献し、大会MVPにも輝きました。
 8月に行われた「第20回アジア女子選手権大会」でも若いチームの中心として活躍し、最後は自らのサービスエースで優勝を決めるなど、日本の連覇に貢献し、大会MVPに輝きました。
 バレーボールをしていた姉兄の影響から小学3年生でクラブチームに入団。その楽しさからたちまちバレーの虜(とりこ)になりました。中学からは親元を離れ、長野県内の強豪校へ。高校は数多くの日本代表選手を輩出する名門・下北沢成徳高校(東京都)へと進学し、インターハイと国体の高校二冠を達成しました。
 身長は174cmと攻撃の選手としては決して高くない石川さんですが、パワフルなスパイクやプレーセンスで中高生の頃から常に世代を代表する選手として注目されてきました。
 今年1月に内定選手として高校卒業を待たずにVリーグ・東レアローズへ加入すると、5月に行われた黒鷲旗(くろわしき)全日本男女選抜バレーボール大会での最優秀新人賞、前述の世界選手権MVPを立て続けに獲得。順風満帆の滑り出しにも、自己評価は「まだまだ」と現状に満足していません。世界選手権やVリーグを経験する中で、高校生とのレベルの違いを痛感することも多く、結果を出すためにどんな工夫が必要か〝考えてプレーする〞ことが格段に増えたといいます。
 岡崎については、「自然もあり、落ち着いているまち。家に帰ってきた感じでほっとしますね」と笑顔で答えてくれました。応援メールをくれる友人もおり、愛知県で試合がある時は応援に来てくれたら力になると話してくれました。
 石川さんにあこがれる岡崎の子どもたちには「バレーボールは仲間とともにつなぐスポーツ。人を思いやる心が育てられる。みんなにこの素晴らしさを感じて欲しい。」とバレー愛に溢れたメッセージをくれました。
 来年は東京オリンピック。「最終メンバーに選ばれることは難しいと思うけど、チャンスをもらえるよう一つひとつを大切に、自分のプレーをレベルアップさせたい。」と力強く語る石川さん。その飽くなき向上心で、将来の日本バレーを背負って立つ存在へと成長してくれることでしょう。
  • 岡崎
  • 宣言
自然で落ちついている町

自然で落ちついている町

小学校3年生からバレーボールに打ち込んできました。 岡崎は自然があって、落ち着いているまち。 帰省すると家に帰ってきた感じでほっとします。