ラグビーワールドカップ2019日本代表 田村優選手が岡崎凱旋!今大会の意味とは

公開日:2019.12.18     スポーツ
― 冷めやらぬ熱気 ―

2019年11月22日(金)岡崎市出身のラグビーワールドカップ2019日本代表 田村優選手が市役所を訪れ、凱旋セレモニーが行われました。
詰めかけたのは約500人。ラグビーのユニホームを着て田村選手を出迎える子どもたちの姿も。
スマートフォンで撮影するかたであふれ返り、大きな声で「おかえり!ありがとう!」と声援を送るかたもいて、その熱気は試合さながら。

今や、時の人となった田村選手にお話を伺いました。
今回のワールドカップを振り返り
「自国開催というプレッシャーの中でも、終わってみれば楽しい大会だった」と話す田村選手。
日本人はミーハーな国民性(笑)。勝てば大いに盛り上がるし、負ければすぐに熱が冷めてしまう。ラグビーで多くの人を惹きつけるのは今回の大会しかないという覚悟もあったそう。そういう意味では、今後のラグビー人気を左右する大会だったワールドカップ、今は目標を達成できてホッとしていると話してくれました。

田村選手がラグビーを始めたのは高校生。
それからずっとラグビー一筋です。
大学卒業後はNECに所属し、2017年からは現在所属するキヤノンイーグルスに移籍。それぞれのチームをけん引してきました。
2012年に日本代表に入ってからは戦う舞台が世界に変わります。その舞台でどのようなプレーをするかで日本での評価、世界での評価につながり、より高いレベルのプレーが求められるように。
2016年からは日本代表の10番を背負い続け、さらなる高い目標を目指してきました。
そして、ラグビーワールドカップ2019。
高いスキルと豊富な経験、チームメイトからの厚い信頼。
不動の司令塔として、日本代表チーム初のベスト8に導きました。

大会中は友達や地元のかたからの応援も届いていました。
応援はプレッシャーにもなり得るが、今回はすごく力になったといいます。

「チームメイトからはたくさんあって選べないほどの言葉で励まされた。素晴らしい仲間に、素晴らしい時間を作ってもらえた」
田村選手がいかに充実したワールドカップを過ごしてきたかが、この言葉に集約されているのではないでしょうか。

今後は、所属チームで日本一になるなど、新しい目標に向かっていきたいと語ります。
『40歳まで現役』もずっと持ち続けている目標の一つ。

ラグビーやチームメイトへの熱い想いを持つ田村選手。
これからの活躍と日本のラグビーから目が離せません!

岡崎市民へのメッセージ

「ワールドカップでは応援ありがとうございました。
ラグビーに興味を持つかたも増えたと思うので、さらに興味を持ってもらって、一緒に日本のラグビーを盛り上げましょう!」